貧乏人のパスタってどんな料理?
この「貧乏人のパスタ(スパゲッティ・デッラッラッサーナ)」は、南イタリア・ナポリの郷土料理がベースとなっています。貧乏という名前がついていますが、それは高価な食材がない時代に、どこにでもあるシンプルな食材(卵、チーズ、ニンニク)だけで作る、極上のまかないパスタという意味です。この上なく簡単なのに、やみつきになる濃厚な味わいで、疲れて料理をしたくない日にこそ食べてほしい、イタリア版のTKG(卵かけご飯)とも言える一皿です。
貧乏人のパスタのレシピ
この記事は下記動画を基に再構成しました。
材料
- スパゲッティーニ
- ニンニク(スライス)
- 卵 2個
- 黒コショウ
- パルミジャーノ・レッジャーノ
- エクストラバージンオリーブオイル
- 塩(茹で湯・味付け用)
- 鶏出汁(あれば。なければ茹で汁でOK)
調理手順
- 半熟目玉焼きの調理: フライパンにオリーブオイルをひき、卵1個で目玉焼きを作ります。焼き目をしっかりつけ、上はまだ半熟の状態(余熱で火が入るため)でバットに取り出します。
- パスタを茹でる: 規定の茹で時間より1分早いタイミングで麺をソースに絡めるため、茹で時間を調整してスパゲッティーニを茹で始めます。
- ニンニクオイル作りと抽出: 目玉焼きを焼いたフライパンに多めのオリーブオイルとニンニクのスライスを入れ、弱火でじっくりと加熱します。ニンニクがしっかり色づいたら、焦げ付く前に全て取り出し、バットにあげておきます(トッピング用)。
- 卵ソースのベース作り: フライパンに残ったオイルに卵(2個目)を割り入れ、軽く塩を振り、崩しながら炒めて火を通します。これはイタリアの伝統的な火入れで、濃厚なソースの土台となります。
- 出汁の追加と乳化準備: 鶏出汁を加え(なければ茹で汁でOK)、ソースの濃度を調整しながら、茹で上がりを待ちます。
- 乳化(マンテカーレ): 茹で時間1分前になったスパゲッティーニをフライパンに移し、強火で沸騰を保ちながら混ぜ合わせ、乳化させます。このマンテカーレで、とろみと麺へのソースの絡みが決まります。
- 仕上げ: 火を止め、パルミジャーノ・レッジャーノと仕上げのエクストラバージンオリーブオイルを加え、さらにマンテカーレしてソースを完成させます。
- 盛り付け: 皿にパスタを盛り付け、先に作っておいた半熟の目玉焼きを乗せ、黒コショウとニンニクチップを散らして完成です。目玉焼きを崩しながら食べるのがおすすめです。
ファビオシェフが語るレシピのポイント
- 卵の使い分けとカルボナーラ風の味わい: 卵はソース用とトッピング用の2つを使い分けます。トッピングの半熟目玉焼きを崩すことで、濃厚な卵黄がソースに絡み、カルボナーラ風の濃厚な味わいに味変できます。
- ニンニクチップはトッピングに: ニンニクはソースの香りを抽出した後、一旦取り出して最後にトッピングすることで、カリッとした食感と香ばしい風味をパスタ全体で楽しめます。
- 鶏出汁によるコクの追加: 鶏出汁(またはシンプルなブロード)を加えることで、シンプルな塩味ベースのパスタに深い旨味が生まれ、まかないレベルを超えた美味しさになります。
このレシピで実際に使用している材料(商品リンク)
この「貧乏人のパスタ」は、シンプルだからこそ素材の力が試されます。特に、目玉焼きを格上げする風味豊かなエクストラバージンオリーブオイルと、ソースのコクを決めるパルミジャーノ・レッジャーノは、妥協したくないポイントです。ファビオシェフが実際に使用しているプロの味を支えるアイテムを下のリンクから手に入れて、この絶品まかないパスタをぜひ再現してください!
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